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熱海大好きっ子が熱海の歴史を探索するコラム

コラムです

2017.5.5
熱海には、古き歴史ある神社がいくつもある。

約千三百年前に起源を持ち、樹齢二千年の大楠がある来宮神社、約千二百年前が起源の伊豆山神社。
この伊豆山神社は、源頼朝が 源氏再興 を祈願した場所であり、その後、鎌倉幕府を成立させる起点ともなった神社である。
その後、代々鎌倉将軍の信仰を集め、関八州の総鎮守として栄えた。

聖徳太子は道後の湯を愛し、豊臣秀吉は有馬の湯を愛し、徳川家康は、「熱海」の湯を愛したといわれている。

家康は湯治にも何度か熱海を訪れ、その後は熱海の湯を江戸まで運ばせた。
現在でも、その様子はお湯汲み道中として市内のお祭りで残っている。



家康の命により熱海から江戸まで温泉を運ぶ「お湯くみ道中」。 大湯は将軍家御用として、毎年数回にわたり江戸城本丸・西の丸へと届けられることとなりました。これが「お汲湯」と称されるようになったのです。七代将軍吉宗の頃には、お汲湯はますます盛んになり、享保十一年から十九年の八年間に、三六四三樽もの温泉が運ばれました。 熱海の湯の素晴らしさが江戸でも知れ渡ったためでしょうか、同時期から、徳川御三家を筆頭に、小倉城主細川忠利、鹿児島城主島津光久、奥州城主伊達忠宗、金沢城主前田綱紀など、名だたる大名が訪れるようになったのです。

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